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AliExpress(アリエクスプレス)は世界中の出品者が利用する大型マーケットプレイスであり、日本からも手軽に海外商品を購入できます。一方で、ブランド名やロゴが付いた商品については「コピー品だったら税関でどうなるのか」「通知書が届いたら何をすればいいのか」と不安を感じる人も少なくありません。
実際には、税関でコピー品と判断された場合は、個人使用目的であっても輸入は認められず、認定手続きの対象となります。本記事では、税関での審査の流れ、コピー品と判断される基準、没収・廃棄までの手続きについて、混同されやすいポイントを整理しながら分かりやすく解説します。
本記事の構成ポイント
- 税関での実際の流れを時系列で解説
- 公開情報をもとに認定手続きや通知書の内容を整理
- 没収・返金・ディスピュートを図表で分かりやすく解説
- AliExpress利用者が抱えやすい疑問をFAQ形式で網羅
- 知恵袋やSNSで多い体験談・誤解されやすい情報も整理
- 関連記事(コピー品・税関・海外通販・ブランド品)へつながる内容もあわせて紹介
目次
- アリエクスプレスのコピー品は税関で止められる?まず知っておきたい基本知識
- 税関では何を基準にコピー品と判断するのか
- コピー品と認定された場合の流れ|没収・廃棄までの手続き
- 税関から届く「外国貨物差止通知書」とは?記載内容と対応方法
- 偽物と知らずに購入した場合でも没収される?個人使用との関係
- 個人使用と販売目的では何が違う?法律上のポイントを整理
- AliExpressで返金は受けられる?ディスピュートの進め方と必要な証拠
- 配送状況が「税関保留」のまま動かない原因とは
- 「税関で止められた=返金される」は本当?誤解されやすいポイント
- 知恵袋・SNS・ブログで見られる実際の体験談を整理
- アリエクスプレス以外の海外通販でも同じ?Temu・DHgateなどとの違い
- コピー品を購入する前に確認しておきたい注意点
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
1. アリエクスプレスのコピー品は税関で止められる?まず知っておきたい基本知識
「AliExpressでブランド商品を購入したら必ず税関で止められるのか」という疑問は非常によく見られます。しかし、実際の流れは「AliExpressだから止まる」のではなく、輸入される商品の内容が日本の知的財産権に抵触するかどうかによって判断されます。
日本へ到着した国際郵便や国際宅配便は、必要に応じて税関で審査が行われます。その際、商標権や意匠権などを侵害するコピー品と判断された場合は、通常の輸入手続きへ進むことはできません。
| 商品の状況 | 税関での取扱い |
|---|---|
| 一般商品 | 通常どおり輸入手続きが進む |
| コピー品の疑いがある商品 | 認定手続きの対象となる場合がある |
| コピー品と認定された商品 | 輸入できず没収・廃棄の対象 |
ここで誤解されやすいのが、「個人で使うだけだから大丈夫」という考え方です。現在の制度では、商標権などを侵害するコピー品と認定された場合、個人使用を目的としていても輸入は認められません。そのため、販売目的かどうか以前に、まずコピー品と判断されるかどうかが重要なポイントになります。
税関が確認するのは「AliExpressで購入したかどうか」ではなく、「輸入される商品が知的財産権を侵害しているかどうか」です。
2. 税関では何を基準にコピー品と判断するのか
税関では、海外から届いたすべての商品を一律に開封して調べるわけではありません。輸入申告内容や商品の種類などを踏まえて必要な確認が行われ、ブランド品については知的財産権侵害の疑いがあるかどうかが審査対象になります。
審査では、ブランドロゴの使用状況や商品の外観、包装表示などを総合的に確認し、必要に応じて権利者へ照会が行われることがあります。最終的にコピー品と認定された場合は、日本国内へ持ち込むことはできません。
| 確認される主な項目 | 内容 |
|---|---|
| ブランド表示 | 商標やロゴの使用状況 |
| 商品の外観 | デザイン・形状・刻印など |
| 梱包・表示 | ラベル・付属品・商品説明 |
| 権利者確認 | 必要に応じて権利者の意見を確認 |
なお、「価格が安いからコピー品と判断される」「AliExpressの商品は全部調べられる」といった情報がインターネット上で見られることがありますが、そのような単純な判断基準ではありません。実際には商品の内容や権利侵害の有無が個別に確認されます。
また、本物だと思って購入した場合であっても、結果としてコピー品と認定されれば輸入は認められません。購入時の認識と税関での判断は別の問題として扱われます。
税関では価格や購入サイトだけで判断するのではなく、知的財産権を侵害する商品かどうかを個別に確認したうえで認定手続きが進められます。
3. コピー品と認定された場合の流れ|没収・廃棄までの手続き
税関でコピー品の疑いがあると判断された場合、すぐに没収されるわけではありません。まず「認定手続き」が開始され、輸入者へ通知が送付されます。この通知は一般的に「外国貨物差止通知書」と呼ばれ、はがきまたは封書で届くことがあります。
通知書には、商品の輸入差止めに関する内容や、意見書を提出するか、手続きを放棄するかなどの案内が記載されています。一定期間内に必要な対応が行われた後、税関が最終的な認定を行います。
| 手続きの流れ | 概要 |
|---|---|
| ① 日本到着 | 国際郵便・宅配便が税関へ到着 |
| ② 審査 | コピー品の疑いがあるか確認 |
| ③ 認定手続き | 外国貨物差止通知書が送付される場合がある |
| ④ 最終判断 | コピー品と認定された場合は輸入不可 |
| ⑤ 処分 | 没収・廃棄となり商品は受け取れない |
認定の結果、コピー品と判断された商品は日本国内へ持ち込むことができず、原則として没収・廃棄の対象になります。そのため、配送状況が長期間更新されない場合でも、通知書が届いていないか郵便受けを確認することが大切です。
なお、税関で商品が止まったからといって、自動的にAliExpressから返金されるわけではありません。返金を希望する場合は、配送状況や通知書などを確認したうえで、AliExpressのディスピュート(紛争)手続きを利用する必要があります。この返金対応については、後半の章で詳しく解説します。
コピー品と認定された場合は「通知書の受領 → 認定手続き → 没収・廃棄」という流れで進むのが一般的です。商品が届かない場合は配送状況だけでなく、税関からの郵便物も確認しておきましょう。
4. 税関から届く「外国貨物差止通知書」とは?記載内容と対応方法
コピー品の疑いがある商品について認定手続きが開始されると、輸入者へ「外国貨物差止通知書」(はがきまたは封書)が送付される場合があります。これは刑事処分を通知する書類ではなく、「現在、税関で認定手続きが行われています」という事実を知らせるための通知です。
通知書が届いた場合は、その内容をよく確認することが重要です。書類には受付番号や対象商品の概要、回答期限、税関担当部署などが記載されており、一定期間内に対応することが求められます。
| 主な記載内容 | 概要 |
|---|---|
| 対象貨物 | 差止め対象となった商品の概要 |
| 認定手続き | 知的財産権侵害の有無を確認する手続き |
| 回答期限 | 意見書などを提出できる期間 |
| 担当税関 | 問い合わせ先・連絡先 |
多くの人が「通知書が届いたら逮捕されるのではないか」と心配しますが、通常の認定手続きと刑事事件は同じ意味ではありません。通知書はあくまでも輸入審査に関する行政上の手続きの一部であり、まずは落ち着いて内容を確認することが大切です。
また、回答期限を過ぎてしまうと、そのまま認定手続きが進行することもあります。内容が分からない場合は自己判断せず、記載されている担当部署へ問い合わせることで手続きの流れを確認できます。
通知書が届いたら、まず「回答期限」「対象商品」「問い合わせ先」の3項目を確認しましょう。慌てて破棄したり放置したりすると、その後の状況を把握しにくくなります。
5. 偽物と知らずに購入した場合でも没収される?個人使用との関係
AliExpressでは多数の出品者が商品を販売しているため、「正規品だと思って注文した」「商品説明を信じて購入した」というケースもあります。しかし、購入時の認識と税関での輸入可否は別の問題として扱われます。
仮に購入者が本物と信じていたとしても、税関で商標権などを侵害するコピー品と認定された場合、その商品は輸入できません。つまり、「知らなかった」という事情だけで通関が認められるわけではありません。
| 購入時の状況 | 輸入の取扱い |
|---|---|
| 本物と思って購入した | コピー品なら輸入不可 |
| コピー品と知って購入した | コピー品なら輸入不可 |
| 個人使用目的 | 輸入可否には影響しない |
この点は以前の制度との違いを混同している情報も少なくありません。現在では、海外事業者から日本へ送られるコピー品については、個人使用を理由として輸入が認められるものではなくなっています。
一方で、「本物だと思って購入した」という事実は、返金交渉や販売者とのトラブル解決において重要になる場合があります。商品ページの表示内容や注文履歴、販売ページのスクリーンショットなどは削除せず保存しておくと、その後の対応に役立つことがあります。
「偽物と知らなかった」ことと、「輸入できるかどうか」は別問題です。税関では商品の性質を基準として判断されるため、購入時の認識だけで結果が変わるわけではありません。
6. 個人使用と販売目的では何が違う?法律上のポイントを整理
コピー品に関する情報では、「個人使用だから違法ではない」「販売しなければ問題ない」といった説明を見かけることがあります。しかし、このテーマでは「輸入」と「販売」を分けて考えることが重要です。
まず、日本へ商品を持ち込む段階では、税関が知的財産権侵害物品に該当するかどうかを確認します。コピー品と認定された場合は、個人使用を目的としていても輸入は認められません。
一方で、営利目的で大量に輸入したり、コピー品と認識したうえで販売したりする行為は、より重大な法的問題となる可能性があります。そのため、個人で1点購入するケースと、転売・販売を前提としたケースでは性質が異なります。
| ケース | 考え方 |
|---|---|
| 個人使用目的で海外から購入 | コピー品と認定されれば輸入不可 |
| 国内で販売・転売 | 知的財産権侵害など別の問題が生じる可能性 |
| 営利目的で大量輸入 | 個人利用とは異なる扱いとなる場合がある |
インターネット上では、古い制度や海外の制度をもとに説明している記事も見受けられます。そのため、「個人使用だから大丈夫」という一文だけを信じるのではなく、輸入と販売を区別して理解することが重要です。
また、AliExpressには正規ブランドの商品だけでなく、ノーブランド品やライセンス商品なども数多く出品されています。すべての商品がコピー品というわけではなく、ブランドロゴや商標を無断使用した商品が問題となる点も理解しておきたいポイントです。
「個人使用」「販売目的」「輸入」という3つは同じ意味ではありません。コピー品が税関で問題となる場面と、その後の販売行為では、それぞれ異なる視点で判断されます。
7. AliExpressで返金は受けられる?ディスピュートの進め方と必要な証拠
税関でコピー品と認定され商品が没収・廃棄となった場合、「商品が届かなかったのだから自動的に返金される」と考える人もいます。しかし、AliExpressでは税関で差し止められたことだけで返金処理が自動的に開始されるわけではありません。
返金を希望する場合は、購入者自身がAliExpressのディスピュート(紛争)機能を利用し、商品を受け取れなかった事実を販売者またはプラットフォームへ申請する必要があります。
基本的な流れ
- 配送状況を確認する
- 税関から届いた通知書を保管する
- 配送会社の追跡履歴を保存する
- AliExpressでディスピュートを開始する
- 必要書類を提出して審査を待つ
ディスピュートでは、「商品が届いていない」という事実を客観的に示す資料が重要になります。税関通知書だけでなく、配送履歴や販売者とのやり取りなども保存しておくと、状況を説明しやすくなります。
| 提出すると役立つ資料 | 内容 |
|---|---|
| 外国貨物差止通知書 | 税関で手続き中であることを示す書類 |
| 配送追跡情報 | 配送状況や税関保留の履歴 |
| 注文履歴 | 購入日時・商品情報・注文番号 |
| 販売者とのメッセージ | 返金交渉や説明内容 |
また、配送保護期間(Buyer Protection)が終了してしまうと、ディスピュートを開始できなくなる場合があります。配送状況に長期間変化がない場合は、「そのうち届くだろう」と待ち続けるのではなく、購入履歴や配送期限を定期的に確認することも重要です。
税関で商品が差し止められた場合でも、返金は自動ではありません。配送状況や通知書などを確認し、期限内にディスピュートを開始することが大切です。
8. 配送状況が「税関保留」のまま動かない原因とは
AliExpressの追跡画面や配送会社のステータスで「税関保留」「Customs Clearance」「Held by Customs」などと表示されると、多くの人が「没収された」と考えがちです。しかし、配送状況だけでは最終的な結果を判断することはできません。
税関保留とは、文字どおり税関で何らかの確認が行われている状態を示しており、その理由は一つではありません。コピー品の確認だけでなく、輸入申告内容の確認や書類確認など、さまざまな理由で一時的に保留となることがあります。
| 配送状況 | 考えられる状況 |
|---|---|
| Customs Clearance | 通常の通関手続き中 |
| Held by Customs | 追加確認や審査が行われている可能性 |
| 長期間更新なし | 税関・物流・配送会社など複数要因が考えられる |
特に海外発送では、追跡情報の更新タイミングが遅れることも珍しくありません。そのため、数日間更新がないだけで没収と判断するのは早計です。一方で、数週間以上まったく変化がない場合や、税関から通知書が届いた場合は状況を確認する必要があります。
配送情報だけを見て不安になるよりも、「通知書が届いているか」「配送会社から連絡があるか」など複数の情報をあわせて確認することで、現在の状況をより正確に把握できます。
「税関保留」は最終結果ではありません。配送履歴・税関からの郵便・配送会社からの案内を総合的に確認することが大切です。
9. 「税関で止められた=返金される」は本当?誤解されやすいポイント
インターネット上では、「税関で止められたら100%返金される」「何もしなくても販売者が返金してくれる」といった情報を見かけることがあります。しかし、実際にはそのような仕組みではありません。
AliExpressでは、返金の可否は注文状況や販売者との対応、ディスピュートの審査内容などを踏まえて判断されます。税関で差し止められたことだけを理由に、自動的な返金が保証される制度ではありません。
| よくある誤解 | 実際の考え方 |
|---|---|
| 税関で止まれば自動返金 | 購入者による申請が必要 |
| 販売者が必ず返金する | 販売者との協議や審査結果による |
| 配送停止=没収決定 | 配送遅延や確認中の場合もある |
| 追跡情報だけで判断できる | 通知書や税関の案内も確認する必要がある |
また、ディスピュートを開始する際は、「商品が届かない」という事実だけでなく、その理由を説明できる資料も重要になります。配送履歴や通知書などの証拠が揃っているほど、状況を客観的に示しやすくなります。
配送保護期間を過ぎるまで何も行動せず、その後に返金を希望しても手続きが難しくなるケースがあります。配送状況に変化がない場合は、期限も含めて注文情報を確認しておくことが大切です。
返金を希望する場合は、「待つこと」ではなく「必要な証拠を揃えたうえで期限内にディスピュートを行うこと」が基本になります。
10. 知恵袋・SNS・ブログで見られる実際の体験談を整理
「アリエクスプレス コピー品 税関」と検索すると、Yahoo!知恵袋やSNS、個人ブログなどでさまざまな体験談を見ることができます。ただし、それぞれ購入時期や配送会社、商品カテゴリーが異なるため、一つの事例だけで結論を出すことは適切ではありません。
公開されている体験談を整理すると、大きく分けて「問題なく届いた」「税関で通知書が届いた」「返金対応を行った」の3つのパターンに分類できます。同じAliExpressで購入した商品でも、状況は一律ではありません。
| 体験談の内容 | よく見られるケース |
|---|---|
| 通常どおり届いた | 配送後そのまま受け取り |
| 税関から通知書が届いた | 認定手続きが開始された |
| 返金対応を行った | ディスピュートを利用して申請 |
| 配送遅延のみ | 税関以外の物流要因も多い |
知恵袋では、「ブランドロゴ入りの商品を注文したところ通知書が届いた」「コピー品とは知らず購入したが輸入できなかった」という相談が見られる一方、「税関保留の表示だったが数日後に配送された」という投稿もあります。
SNSでは短い投稿が中心となるため、最終的な結果まで書かれていないケースも少なくありません。そのため、途中経過だけを見て「必ず没収される」「必ず届く」と判断するのは避けた方がよいでしょう。
投稿された時期や配送会社、商品の種類が異なると結果も変わります。一つの口コミだけではなく、複数の情報を比較して全体像を把握することが大切です。
11. アリエクスプレス以外の海外通販でも同じ?Temu・DHgateなどとの違い
「AliExpressだけが税関で厳しく見られるのでは?」と考える人もいますが、日本へ輸入される商品は、購入した通販サイトではなく輸入される商品そのものを基準として審査されます。
そのため、TemuやDHgateなど他の海外通販サイトを利用した場合でも、知的財産権を侵害するコピー品であると判断されれば、税関で認定手続きの対象となる可能性があります。
| 海外通販サイト | 特徴 | 税関の考え方 |
|---|---|---|
| AliExpress | 世界中の出品者が参加 | 商品内容を確認 |
| Temu | 低価格商品が多い | 商品内容を確認 |
| DHgate | 海外販売者が中心 | 商品内容を確認 |
つまり、「どの通販サイトなら税関を通る」という考え方ではなく、ブランドロゴや商標を使用した商品の内容によって判断されるという点が共通しています。
また、各サイトでは返金制度や紛争解決の仕組みが異なるため、万一配送トラブルが発生した場合は、それぞれのプラットフォームのルールに沿って手続きを進める必要があります。
税関は通販サイトではなく輸入される商品の内容を確認します。一方、返金やサポート体制はサイトごとに異なるため、その点は事前に確認しておくと安心です。
12. コピー品を購入する前に確認しておきたい注意点
海外通販では価格やデザインだけに目が向きがちですが、購入前に確認しておきたいポイントはいくつかあります。特にブランド商品については、商品ページだけでは判断しにくいケースもあるため、慎重に情報を確認することが重要です。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 商品説明 | ブランド表記や説明内容 |
| 販売者情報 | 評価・販売実績・レビュー |
| 配送方法 | 追跡番号の有無 |
| 返金条件 | Buyer Protection・返品規定 |
| 注文情報 | スクリーンショットの保存 |
また、配送完了まで商品ページや注文履歴を削除しないことも重要です。万一ディスピュートが必要になった場合、注文情報や商品説明が証拠資料として役立つことがあります。
購入後は配送状況を定期的に確認し、税関や配送会社から通知が届いた場合は内容を確認したうえで対応を進めましょう。早めの確認が、その後の手続きを円滑に進めることにつながります。
価格だけではなく、販売者情報・配送方法・返金制度・注文履歴の保存まで確認しておくことで、万一のトラブル時にも状況を整理しやすくなります。
13. よくある質問(FAQ)
Q1. アリエクスプレスでブランド品を購入すると必ず税関で止められますか?
A. 必ず止められるわけではありません。税関では輸入される商品の内容を確認し、知的財産権を侵害するコピー品の疑いがある場合に認定手続きが行われます。購入した通販サイトだけで判断されるものではありません。
Q2. 「税関保留」と表示されたら没収が決まったという意味ですか?
A. いいえ。「税関保留」は税関で確認が行われている状態を示す表示です。通常の通関確認の場合もあれば、追加確認や認定手続きへ進む場合もあります。追跡情報だけで最終結果を判断することはできません。
Q3. コピー品とは知らずに購入した場合でも商品は受け取れませんか?
A. 購入時の認識にかかわらず、税関でコピー品と認定された場合は輸入できません。「本物だと思って購入した」という事情だけで通関が認められるものではありません。
Q4. 外国貨物差止通知書が届いたらどうすればよいですか?
A. まず通知書の内容と回答期限を確認しましょう。対象商品の情報や問い合わせ先が記載されていますので、内容が分からない場合は担当税関へ確認し、必要な対応を検討します。
Q5. 税関で止められた場合、AliExpressから自動的に返金されますか?
A. 自動返金ではありません。返金を希望する場合は、配送状況や通知書などを確認したうえで、AliExpressのディスピュート機能から申請する必要があります。
Q6. ディスピュートではどのような資料を準備すればよいですか?
A. 外国貨物差止通知書、配送追跡情報、注文履歴、販売者とのメッセージ履歴など、商品を受け取れなかった状況を説明できる資料を保存しておくと役立ちます。
Q7. AliExpress以外のTemuやDHgateでも税関の対応は同じですか?
A. 基本的な考え方は共通しています。税関では通販サイトではなく、輸入される商品の内容や知的財産権侵害の有無を確認します。
Q8. 配送が止まってからどのくらい待てばよいですか?
A. 一時的な通関確認であれば数日で更新される場合もあります。一方、長期間変化がない場合は配送会社の追跡情報や税関からの郵便物を確認し、必要に応じて問い合わせを行うと状況を把握しやすくなります。
14. まとめ
AliExpressで購入した商品が税関で問題となるかどうかは、「どの通販サイトを利用したか」ではなく、輸入される商品が知的財産権を侵害するコピー品に該当するかどうかによって判断されます。そのため、ブランド品だから必ず止められるわけでも、反対に必ず届くわけでもありません。
万一、税関でコピー品と認定された場合は、認定手続きが行われた後、原則として輸入は認められず、商品は没収・廃棄の対象となります。また、税関で商品が差し止められてもAliExpressから自動的に返金されるわけではなく、購入者自身が配送状況や通知書などを確認し、必要に応じてディスピュートを利用することが重要です。
この記事のポイント
- 税関は通販サイトではなく商品の内容を確認している
- コピー品と認定された場合は個人使用目的でも輸入できない
- 「外国貨物差止通知書」が届いたら内容と期限を確認する
- 配送状況だけでは没収かどうかは判断できない
- 返金は自動ではなく、AliExpressでディスピュートを行う必要がある
- 注文履歴や通知書などの資料は削除せず保存しておくことが重要
海外通販は便利である一方、国際配送や税関手続きなど国内通販にはない仕組みもあります。配送状況や通知書の意味を正しく理解し、慌てて判断するのではなく、公開情報や手元の資料を確認しながら冷静に対応することが、不要なトラブルを避けるための第一歩となるでしょう。